タイトルだけ聞いた事があったのでとりあえず録画しておいた「この世界の片隅で」を鑑賞。
最初、バケモノにさらわれるシーンがあったのでてっきりファンタジックなアニメかと思ったら戦前から戦争終了までの広島、呉を舞台にした一人の女性の人生を描く物語だった。（そうと知っていたら観なかっただろう）
のんびりした性格の主人公と照れ隠しに笑うシーンなどに顔が(≧v≦)ってなるところが面白かった。
戦争の悲惨さも伝わってきたが、そんな状況の中でもふだんとあまり変わらない市民の生活があったんだなぁ、と思った。
アニメだけではよく分からない部分があったので漫画も読んでみたくなった。全3巻。
中古の漫画本を買う、キンドルで購入する、など検討したが最終的に漫画喫茶で読む事にした。
家から歩いていけるところに漫画喫茶があるのは知っていたが、いままで漫画喫茶と言うものに行った事がないのでドキドキの体験だった。
土日や金曜の夜は駐車場がいっぱいなのを日頃見ていたので平日、仕事終わりに行ったらガラガラだった。
テーブル席、リクライニングシート席、カウンター席などいろいろあったが、食事もしたかったのでテーブル席へ。
豚キムチ定食を注文して漫画「この世界の片隅で」上、中、下巻を探しに行く。
どの棚に何の漫画があるかは検索する装置があるのでそこで検索、指示された棚を探すがちっとも見つからない。
その棚のすぐ前にもテーブル席があって、女性客が一人食事中だったのでそこで尻を向けて漫画を探すのはなかなか気が引ける。
しかし、どんなに探しても見つからない。隣の棚も探したが見つからない。ついにあきらめて店員に探してもらったらすぐに見つかった。私の目が節穴と言う事だろう。
漫画を読んでアニメではよくわからなかった部分を納得したり、豚キムチ定食に舌鼓を打ったりたっぷり楽しんでお会計。
食事を注文すると90分まで漫画が読め、90分を過ぎると10分毎に60円追加料金がかかるとの事。
今回は90分をちょっと過ぎてしまったので、食事代プラス60円の1160円のお会計。
キンドルでの購入なら1700円必要なところが1160円で漫画が読め、おまけに食事までできてしまうという大満足の結果だった。
