結石との闘い~疝痛対策

 

 10年ぶり、2度目の尿路結石に終止符が打たれた。
 会社で用を足していたら「チクッ」っとなった。
 一瞬何だか分からなかったが、「ひょっとして出たのか?」と思って便器を見るとそれらしきものが。
 回収も考えたが、ばっちいのでやめて写真を撮るにとどめた。
  (ばっちい:汚い事、書いてふと気になって調べたら方言だった)

 

【私を苦しめた5mmほどの物体】


 4月の初めに再発してから3ヶ月ちょっとでの排出となった。
 初回ほどではないが、すっきり爽快な気分になった。
 

 尿路結石の痛みは痛みの王様と呼ばれているくらい痛い。
 鎮痛剤でやり過ごすしかないと言われていたが私は画期的な対処方法を発見した。
 低周波治療器である。

 結石の痛みは結石が尿管をふさぎ、行き場をなくした尿がたまり、腎臓を圧迫する事により起こるらしい。

 ここからは私の推測が入るが、石はきれいな球形をしているわけではないので向きによって尿管をふさいだり、問題なく尿を通したりする。

 結石は「尿管をふさぐ」-「尿が溜まる」-「痛む」-「尿の圧力で石が少し落ちて向きを変える」-「尿が流れる」-「楽になる」これを繰り返していつか膀胱に落ちる。
 つまり、疝痛が起こったら結石の向きを変えて尿が流れるようにしてやれば楽になる、と言う理屈だ。
 低周波治療器を石が詰まっていると思われる部位付近に貼って電気を流すと周辺の筋肉が振動。この振動により石の向きが変わって尿が流れ楽になる。
 実際にこれを試してとても効果があると感じた。

 これってノーベル賞取れるんじゃないか、とひそかに考える今日この頃であった。