今年の夏の終わりにヒガンバナを見た時、地面から茎だけ伸びて花が咲いていて、「葉っぱが無いじゃないか!」とふと疑問に思った事があった。
調べてみるとヒガンバナは球根植物でまず花が咲いて、枯れた後、冬の間に葉を茂らせる、とあったのでいつか葉っぱを見てみようと思っていた。
そして先日、前回写真を撮った場所に行ってみるとそれらしい葉っぱが生えていた。
まあ特にコメントは思いつかないが、気になっていた事が解決してちょっとすっきりした。
ヒガンバナの他に、今回の散歩のついでに見つけた植物について、名前を調べようと思ってChatGPT、BingAI、BARDに聞いてみた。しかし、全然役に立たなかった。
ちなみに下記のような文章で質問したのだが、もし、下記文章を読んでイメージしたものが、後から出てくる画像と合っていればAIより優れた推察力がある、と言ってよいと思う。
「秋から冬にかけて種を付ける草花。花は黄色く、10mm程度でたくさんの小さな花が集合していると思われる。十数個の細長い種が放射状に実る。色は全体は黒っぽく、先端は薄茶色をしている。種一つは長さ10mm程度先端は二股に分かれていてそこが接触した服や動物に引っ付く。種が引っ付く植物御三家のひとつでこれ以外には、棘が付いたラグビーボールみたいな形をしたものと、5mmくらいで薄っぺらく緑色をしていて時に信じられないくらいたくさん引っ付き取るのに苦労するものがある。御三家の内、残りの一つであるこの植物の名前は?」
BingAIの回答
セイタカアワダチソウ ✖
BARDの回答
ムラサキツメクサ ✖
ChatGPTの回答
ハンゴンソウ ✖
仕方ないので自分でネットで調べた結果、「センダングサ」と言う名前だった。
奇しくも先日川原で見かけた謎の実「センダン」と同じ名前の草だった。
私の質問の仕方が悪いのか、まだまだAIが発展途上なのか、どちらにしても役に立たない事が多いイメージのAI達であった。
これがセンダングサ。
ちなみに
棘が付いたラグビーボールみたいな形をしたものは「オナモミ」、5mmくらいで薄っぺらく緑色をしていて、時に信じられないくらいたくさん引っ付き取るのに苦労するものは「アレチヌスビトハギ」と言うらしい。
せっかく調べても「アレチヌスビトハギ」なんて長い名前すぐ忘れてしまうなぁ、と思たがよく読んでみると「荒れ地、盗人、ハギ」。ハギとは脚のスネの事らしく(ふくらはぎとかのハギ)、つまり、荒れ地を盗人が通ったらスネに引っ付く事が名前の由来と推測できる。
これを認識したので忘れずにいる事ができそうな気がする。
もう二度と名前を忘れる事はないアレチヌスビトハギ
この「アレチヌスビトハギ」落ちたドローンを拾いに行くとびっしりつく事があるが、ウェットティッシュでなでるとびっくりするくらいキレイに取れる。
ウェットでなくても、誰のカバンにも必ず入っている、いつか使うかも、と思って持って帰って完全にドライになってしまった、喫茶店で出された袋入りのおしぼりでも同じ効果が期待できる。
覚えておいて損はない。