コリオリの力について説明してみる

今日、突然コリオリの力について理解したのでそれを分かりやすく説明する試み。

赤道付近でシマウマを仕留める時にはコリオリの力を考慮に入れなくてもいいですが、北極点に座っているシロクマを狙撃する場合にはコリオリの力を考慮する必要があります。

もし、北極点に座っているシロクマを普通に狙って狙撃すると、右方向に弾が曲がります。

これがコリオリの力です。

赤道付近で自分の北にいるシマウマを打った弾は地球が自転しているのでバレル(銃身)の手前にいる時とバレルの出口にいる時では、出口にいる時の方が東(向かって右側)にちょっとだけ進んでいます。
だから発射された弾は火薬の爆発で北に進む力と地球の自転で東に向かう力が合わさってちょっとだけ右に曲がって進みます。
でも撃った人も、シマウマもみんな同じく自転している地球にいるので弾が曲がって進むのと同じだけ右に進み、結果、曲がったように見えず、シマウマに命中します。

しかし、北極点にいるシロクマは自転軸にいるため、曲がって進む弾と同じように右に動かないため、弾はシロクマの右側をかすめていきます。

極点は一番分かりやすい場所なのでここで説明しましたが、緯度が高い場所ほどコリオリの力の影響は大きくなります。
また、狙撃する場合南北方向に向くほど影響が大きくなります。(真東、真西は影響ない)

狙撃する場合はくれぐれも、自分のいる場所の緯度と方角に注意しましょう。