直接反射

雨降る夜の道はとても視認性が悪いです。
普段、ヘッドライトから道路に照射される光は拡散反射でこちらに戻ってきて、路面を認識できます。
しかし、雨が降り、道路が濡れてくると拡散反射でこちらに戻ってくる確立はぐっと減ります。
アスファルトの凹凸が完全に水面に埋もれた場合はほぼ100%鏡面反射し、自分の車が照射した光はほとんど戻ってきません。
水面から顔を出しているアスファルトの凹凸も表面が濡れる事により、鏡面反射率が上がり、街灯や対向車のライトをいつも以上に反射するので更に見にくくなります。

そんな理屈を考えながら昨夜の光景を再現。

更に妄想は続いて、もし100%光を反射する無限に長いトンネルの中にいたら、懐中電灯で向こうを照らしても真っ暗なんだろうなぁ、と思いました。