日本ではようやく第三波の緊急事態が解除される見込みとなったが、世界に視野を広げてみるとまだ楽観はできないようだ。
感染状況を確認できるサイトを見ると、世界の感染者数は一日の感染者数70万人超をピークに減少傾向だったが最近増加傾向に転じている。
どの地域が増加傾向なのかを地域別に見るとヨーロッパが主な原因となっているようだ。
先日ニュースでヨーロッパでは変異株の割合がどんどん高くなってきていると言う。
変異株による新たなピークが来ない事を祈る今日この頃である。
そんな中で私が試している感染予防はずばり「手で食べない」である。
手洗いは感染予防の有効な手段と言われているが限界があると考えている。
例えば、下記の行動は一見問題ないように思える。
Aさんはコンビニでポテトチップス(うす塩)を購入。帰宅後、手洗いを実施し、ポテトチップスを食べた。
しかし、そのポテトチップスに下記のような物語があったかもしれない。
Bさんは感染しても無症状な人。家で鼻をほじりながら、「そうだ、ポテトチップスでも食べながらDVDでもみよう」と近くのコンビニへ。そこでポテトチップスうす塩味と青のり味を手に取り、迷った挙句、青のりを選択、購入し帰宅。
ここでAさんのポテトチップスを食べる行動を細かく見てみよう。
(ポテトチップスの袋表面にはウイルスが付着している)
・帰宅後手を洗う。(手にウイルスなし)
・ポテトチップスの袋を開ける。(手にウイルス付着)
・ポテトチップスを手で取る(ポテトチップスにウイルス付着)
・食べる(ウイルス侵入)
もし、手にウイルスが付着していても手でものを食べなければウイルスが体内に侵入する可能性はかなり抑えられるのではないかと。
最初は面倒だったりうっかり忘れたりしていたが、習慣になると何とも思わなくなった。ただ、素手でものを食べなくなってから自分の手がとても汚いもののように感じるようになったなぁ。まあ実際、手はばい菌だらけだそうだから正しい認識になっただけなのだろう。
おかげで手で目をこすったり、考え事をする時、唇を触ったりする習慣もなくなった。