映画「君がくれたグッドライフ」を観た。
ドイツの映画で、ALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症した主人公が仲間と毎年恒例の自転車旅行をする話。
今年の目的地は主人公が決定する番で彼はベルギーを選んだ。
ベルギーを選んだ理由は安楽死が認められている国だからだ。彼は旅行の目的地で人生を終えるつもりなのだ。旅の途中で彼の目的を知った仲間たちは激しく動揺し…。
寂しい気分になる映画だった。
しかし、余命が残り少なくなった事を知った時、楽しい事もなく闘病を続けるだけの人生を生きるのはお断りしたい、苦しまずに死ねるなら是非お願いしたい。
医療保険の観点からも家族の負担の観点からもいい事づくしの安楽死、是非日本でも合法化して欲しい。
お絵かきは映画のワンシーン。これから自転車旅行に出発する主人公が自宅の窓辺にたたずんでいる。旅行に出かけて二度と戻らないと思うと、何でもない日常も大事なものだったと感じるに違いない。
こういう映画を観ると今を大切に生きなきゃな、って思う。